「継伝を作りたい(もしくは親に作ってあげたい)けど、まだまだ先も長いと思うし、
何歳くらいで作ったらいいものだろうか?」
と聞かれる事があります。
判断が難しいところではありますが、私なりの答えは、
「60歳を過ぎて少しでも興味が沸かれたのであれば、すぐに作った方がいい」
です。
確かに例えば65歳で制作しても、その先80歳まで生きたとしたら、もっともっと
付け足したい事が出てくるかもしれません。
そこでこういう方法をオススメします。
@とりあえずその時点でのデータだけ作って保管しておき、また何年かしたら付け
足して製本する。
それを可能にするため、データ保管サービスを行っております。
・3年3,000円 ・5年5,000円 (初年度1年間無料)
A最後に白紙のページを何枚か作って製本し、手書きで書き足せるようにしておく。
なぜ、早目に作った方がいいかと言えば、当然若ければ若いほど記憶もしっかり
していますし、人間はいつ何が身に起こるか分からないからです。
実際にこれまで、製本を発注している最中にご病気になられ、本が出来上がった時
にはもう話せない状態になられた方もおられました。
また、家系図などを作るのに手元に資料がない場合は、役所で戸籍謄本を取って
調べる必要がありますが、この戸籍というのは年数が経つと消されてしまうからです。
残しておきたい意思を持っていたのに、急に病気等で作れなくなってしまったら
一生後悔する事にもなりかねません。
だから身体が元気なうちに作っておいた方がいいと思うのです。