2019年05月06日

家族の絆をつむぐ本-継伝-

GW

一生に一度あるかないかと思われるGW10連休(お仕事の方もたくさんおられますが)、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は一泊だけ家族サービスでしまなみ海道付近に旅行に行ってきました。

初日は、娘と妻の要望に合わせ府中のイオンモール。いつものごとく私は行く所が
ないので、本屋→車で待機という旅行らしからぬ時間を過ごします。

宿泊は、大崎上島というフェリーでしか渡れない島にある『きのえ温泉ホテル清風館』。
部屋と風呂がオーシャンビューで、職員の皆さんの接客もとてもよく素敵なお宿でした。


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この島は昔は造船業で賑わっていて最盛期には30数社の造船会社があり、国内を
航行する船の大半を造っていたそうです。しかし、木造船から鉄鋼船に代わった事で
斜陽になり、現在は3社しかないそうです。
送迎運転手のおじさんに聞きましたが、この島も他の地域同様少子高齢化が著しく
住民は年金暮らしの人が大半のようです。昔は季節になると島全体がみかんの香りに
包まれるほどみかん栽培が盛んでしたが、現在は高齢化で作る人が少ないそうです。
せっかくその土地にあった名産になる素材があっても、人手不足でできないというのは
現在多くの地方が抱えている問題なのかもしれません。

2日目は初日に決めましたが、しまなみ海道を転々とすることに。
メインは生口島の『耕三寺』。
私はこのお寺を知りませんでしたが、妻が会社の人にしまなみに行くなら行った方が
いいと勧められ、行ってみることに。


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訪ねてびっくり、すごい建物でした。
耕三島は「西の日光」とも呼ばれるほとで、大阪の元実業家の方が慈母への報恩感謝の
思いを込めて建立された浄土真宗本願寺派の寺院で、「母の寺」と呼ばれているそうです。
個人の財産でこれだけのものを建てられるとは… その信仰のお気持ちがすごいです(*_*)


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地下に300mにも渡る洞窟があり、地獄絵図や仏様が並んでいます。

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丘を登ると「未来心の丘」と呼ばれる、広さ5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石
の庭園があります。こちらも他の地では見られない不思議な空間です。

一度は行ってみられることをおススメめします^^



posted by 細田次郎 at 15:51 | Comment(0) | 紡ぎ部日記
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